嫌いな彼

Posted on by マイタン

私はある男性と2人で電車に乗っていました。

その人とは「友達以上恋人未満」といった状態でした。
彼は私の事を好きと言ってくれていたのですが、
私は少し考えたいと思っていました。

「友達以上恋人未満」を続けていくのが私にとっては
心地よいと思ったのかもしれません。
少し慎重に考えたいと言う思いもありました。

そんな彼と一緒に出かけることになり、電車に揺られていたわけです。

彼とは色々な話をしました。
真面目な彼は「お堅い」話が多かったのですが、
真剣な目をして話す彼の話を聞くことも、彼の顔を見る事も好きでした。

ゆくゆくは、「決心」するつもりではありました。
2人の関係性をキチンとしたいという気持ちも生まれていました。

その「ゆくゆく」は時が随分早まりました。

その電車の中でのお話。
ちょうど向かいに座っていた小さな女の子と母親。
女の子は楽しそうに話をしています。
少し大きな声で
「ママ~!お菓子頂戴」と言いました。
日常的な微笑ましい一場面。

・・・しかし彼は私に耳打ちするように
「車両変えよう」と言うんです。
訳も分らないまま、着いていくと「俺、子供嫌いなんだよ」
と忌々しい顔をして一言。

「ああこの人とは恋愛は無理だなあ」
と感じました。